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の花| 教育方針 教育方針----知育については、文部省の学習指導要領に従 い行うが、知育偏重におちいらぬよう留意し つつ、進学希望者には能力に応じて特別指導
を行う。 |
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時任学園女子中等教育学校
時任学園女子中等教育学校は1992年開校の時任学園女子中学校を前身とし、その後設立の日本イデア高等学校を加え、これらを廃校として2001年4月 6年制の中等教育学校として設立されたものです。 したがって学校設立趣意及び教育方針は上記時任学園女子中学校のものをそのまま踏襲するものです。
本校設置の目的は、自然環境を大切に、豊かな自然を手本として、道徳教育を 行ない心豊かな女子を育成しようというものです。
近年、知育教育の偏重による 自然の情愛の喪失、物欲への執心は、救いようのない心の荒廃を齎しつつ あります。
「徳の無い知は、むしろ有害である」 というのが本校教育のモットーです。 特に 女子が子育てに愛情を持てぬとすれば、一体どの様な人間が育つことになるのでしょうか、未来の社会 は暗黒と言わざるをえません。
此処に女子教育の重要性があり、女子中等 教育学校設立の趣旨がある のです。
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時任学園女子中・高等学校設置趣意書
(S56,12,8 時任学園設立準備会)
青少年の教育には、知育、体育、徳育の 均衡が大切である。しかし近年の学校教育は知育に偏り、徳育が十分でないように見受けられる。知は徳によって生かされるものであり、 「徳のない知は、むしろ有害」 でさえある。 人生とは何か、人間とは何か、と言うのが徳育の基本である。感受性の強い青少年の時代に肉体と精神の調和を図り、健全なる人間を育てるのが青少年教育の課題でなければならない。 特に女子は育児、子供の教育に当たり、たしか
な人生観を持ち、自信を持って自分の子供を 育てることが出来るようにならなくてはなら
ない。女子の徳育が未来のよき社会の創造に つながることを願い、ここに女子中等学校を
設置せんとするものである。
設置する学校の環境については、次の四条件 を備えるものとする.
第一. 自然の豊かなところであること。
生徒たちが動植物に囲まれて自然の豊かな恵み を理解し、体得して、人間 として偏らない心を持つ ようにするた めである。
第二. 人間の健康の保てるところであること。
健全なる精神は健全なる肉体と共にあり 日射・大気・水・食物など生徒達の健康
を保ち体を養うの に十分なところでなけ ればならない。
第三. 指導者は、人間性豊かな暖かい人間であ ること。
生徒達は、この指導者の人間性に感化さ れて成長するのである。
第四. 生徒達は、よい集団の一員であること。
よい集団の中で健全なる人間関係を学 ぶのである。 一人一人の生徒はこの 集団の一員となるための誇りと自覚を
持った者でなければなら ない。
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御案内 14,12,10
受験生の父母、保護者の皆様へ
中等教育学校というのは、新しい学制による6年制の所謂中高一貫の教育を行うことの出来る学校のことです。
この学校を卒業すると現状の高等学校を卒業したのと同等の資格が得られるのです。
全寮制の女子中等教育学校は、全国に例がありません。 これは、本校が単に新しい学制に沿って設置されたというだけでなく、現状の中学校及び高
等学校においても女子の全寮制の学校は他になく、全国唯一の女子の全寮制の中等教育を行う学校なのです。
何故共学の学校が次々と増えている中で女子なのでしょうか。 それは、女子だけの教育が非常に重要であるからです。 本校設置趣意書にあるとり、
次の時代を担う子供たち、男の子も女の子も、これをしっかり育てるのは、 次の時代の母親の手にかかっているのです。
偶々手元の新聞記事が目に飛び込んできました。
[平成13年5月3日付 読売新聞第一面――母親の33.4%が子育てに困難を感じ、さらに18.1%が子供を虐待しているのではないかと悩んでいる]
最近は、この数字がもっと増えているという、なんという恐ろしい数字ではありませんか。
じぶんの子をどのように育てたらよいのか自信のない母 親がこのように多いとは、何という悲しいことではありませんか。
どうしてこのような事になってきたのでしょうか。
思うに、現代社会や現代の教育には重大な欠陥が在るのです。
要するに一言で云えば、社会全体が自然の情愛を失いつつあると言う事です。
これを教育的に見ると、心の教育を怠って来たからです。
未来のよき社会の創造には、女子の教育こそが最重要課題なのです。 そして大切なのは、
心の教育なのです。
さて、小学校を卒業してきた子供たちに先ず教えねばならぬことは、何でしょうか、
本校に入学してきた新入生 の殆どに共通していることは、先ず 極端とも言える自己中心性、自分さえよければ他はどうでもよいと言う自己
主張の強さ、従って自分のやりたいことを止められると、これに猛反発し見境がなくなるのです。また他人が良い思いをするのが我慢できないのです。
学業についての出来、不出来の違いは、あるにしても、実は、自分は何も出来ず、周りの者が、自分のために色々してくれるのを当然と考えているのです。
これらのことは、時代の背景もある事ながら、小学校での自主性の尊重、創造性育成教育の反面として身についてきた悪い習慣とでも言うべきものなのです。
やりたいことをやらせ、やりたくないことは、やらなくてもよいことにしたら一体どういう人間が出来上がるのでしょうか。やりたくなければ、何もしなくて良いのです。ですから何もしないというスタイルも出来上がるのです。自分の主張が正しくて、それによって自分の行動方針を決めてしまうことに何の疑問も持たないのです。ですから新入生と会話していてこちらがドキッとしてしまうことがよくあります。
突然やってきて「先生授業に出ない」 というのです。こうなるといくら説得 してももう駄目なのです。断固としてもう駄目なのです。
悪い習慣や性癖を変えるということは大変難しい事です。 実を言うと小学校卒業では少々遅いのです。 まだ子供だと思っているうちに、大人を批判できるようになってきており、素直に注意を聞き入れなくなってきているのです。
このような子供たちの生活指導にこそ全寮制が必要なのです。
学業成績の良し悪しに係わらず、むしろ理屈のうまい学業成績の良い自己中心的な子にとっても大変有効なのです。 中学1年生では寮生活はまだ早いとおっしゃる方が多いようですが、寮生活は悪い習慣を直すのに非常に有効なのです。 その理由は中学生が友達との付き合いに非常な興味をもつ年頃だからです。
早いほうが良いのです。 親の言うことも先生のいうことも聞かぬ子が同級の友達や上級生の言うことを良く聞くから不思議です。 良い友達の中で共同生活を送ることによって2年、3年と経つうちに良い習慣が身につき、共に生きるということが、どういうことか分かってくるのです。
本校の場合は、特に良い上級生がいて、下級生の面倒をみることができるようになっていますから安心です。 もともと寮生活は、生徒たちにとって大変楽しいものなのです。 本校においては、6年制の中等教育学校になって、3年制の中学校とは違った落ち着いた、家庭的な学校が出来上がりました。 中学校開校以来10年目にして出来上がった、教育の成果、教職員、生徒の協力と努力の賜物です。 今自信を持って、時任学園女子中等教育学校をお勧めいたします。
生徒達は、楽しい毎日の寮生活の中で、落ち着いて勉強し、正しい人間関係を身につけ、豊かな自然環境の中で心を洗い、自然を学び、人間とは何かと考え
るようになり、自ら人生の意義を見出すことが出来るようになるのです。 そして、これが「確かな人生観」の発見に繋がるのです。
時任学園の寮は、単なる寄宿舎ではありません。 生活の技術を身につけることは勿論ですが、総ての生活が徳育と深くかかわり、他人に対する思いやりを育てる場となるのです。 「かわいい子には旅をさせよ」と言う諺がありますが、これは寮生活の場合にも当てはまります。 中学1年生の時点ではかわいい娘を自分の手元から離す決心がなかなか付かぬのが普通でありましょう。 しかし子供達は間もなく、心身ともに、人生でもっとも著しい変化に見舞われるのです。 可愛いい時に決断しないといけないのです。 2年生の時点では、親の手元から離したほうが良いと思われる例が多くなります。 気が付いたときは、手遅れと言うこともあります。 私どもは、この時期の子供の教育にとって良い環境、良い友達、良い指導者が不可欠と考えております。 大都会に住む子供達は、特に依頼心が強く、 親の存在が反って人間形成の障害となる場合があるのです。 一人っ子の場合は、特にその感を深くするものです。 このような場合、子供を親の手元から離すことが、子供の自主性を養い、親と子が改めて自分の立場を見直すことによって、良好な親子関係を築くことが出来るのではないかと思います。 徳育の中の実践は、しつけと深く結びついており、女子の躾が、道徳の向上に繋がることになります。 これには寮生活が最適なのです。
[入学選考]
入学選考推薦(女子のみ)では学力試験を行いません。 面接の際、口頭試問を行い、出身小学校からの内申を尊重して合否を決定します。
推薦入学選考の要点は、面接で、「この学校にどのような理由で入学したいのか」ということです。 面接には、両親(または保護者)も参加していただきますが、本校の設置目的をよく理解しておく必要があります。
(本校設置趣意書参照) 一、 自然の恵みを感じ取り、これに 感謝の気持ちを持つこと。
二、 他を思いやる心を育てる。 三、 心と身体の健康を大切にし、実行力のある人間となる。
四、 しっかりした人生観を身につける。
一般入試(男子および女子)では国語、社会、数学、理科の筆記試験を行い、面接と身体機能テストを加えます。その他については入学要項をご覧ください。
[学校と寮と・・・・・・その他]
学校は千葉県印旛村に建設されました。 敷地は20,500uです。 最寄り駅は、北総線印西牧の原駅(南口4q)、京成線臼井駅(北口7q)、
JR成田線木下駅(南口10q)、北総線千葉ニュータウン中央駅(南口7q)
ですが、いずれもバスの便が良くありません。 御来校のときは,学校の送迎車をご利用ください。(駅から学校へお電話下さればお迎えに参りますー駅名を間違いなくお伝え下さい)
学校の敷地は、すぎ、ひのき、しらがしの大木に囲まれ、近くに人家はなく(最近正門の東側に山林を切り開いて木材の会社、その他の建物が出来ましたが)西方100m位のところに広さ100.000uの乳牛の牧場(吉野牧場)があります。
春は、わらび、ぜんまい、たらの芽を採る人々が訪れ、秋には、野生の栗、アケビが実ります。
広さ2300uの学校農園では、
春から夏にかけて木苺が収穫されジャムにして食卓に載せられます。
初夏には、おいしいプラムが熟します。
秋には、ぶどう、キウイ、柿が収穫できます。
近くの小道には、ときどき野ウサギが現れ、雉が飛び出したりします。 こじゅっけいが子連 れで通ることもあります。
気候は、千葉県で気温の一番低いところです。 「宇都宮の気候と思えばよい」と、これは小 学校のときから気象観測を欠かさなかったといわれる吉岡元印旛村長のお話です。
寮には、集団寮と家庭寮とがあり、家庭寮は7〜8名用の、独立して生活できる住居で、職 員、上級生、下級生の組み合わせによって家族を構成し、それぞれ仕事を分担して生活する ことになります。 集団寮では、新入生の寮生活訓練を行います。
日常生活の中には、動物や植物の世話があり、草刈等もあります。 お掃除や洗濯等はもちろん自分でしなければなりません。 寮で消費する野菜などは、出来るだけ自家生産とし、農薬を使わない安全なものとします。 寮から出る汚水は、総て敷地内の汚水処理場で処理し、その上ではトマト、ナス、キウリ、スイカ、ギャベツ等を栽培し,害虫は捕らえて鶏の餌とし、鶏は卵を供給と言う具合です。 テントウ虫を育ててアブラ虫の繁殖を抑えるなど、農薬は育苗殺菌のとき以外使用しません。 平成6年度完成の集団寮(定員40名) には、シャワ−6基を備えた大風呂があり、この燃料には、薪を使うので、 良質の草木灰が得られます。 厨房から出る生ゴミは土を肥やし、使用済みの食用油は、石鹸に加工して使用するなど資源のリサイクルに努めています。 飲料水は,井戸水を使用しています。 井戸の深さは80mで幸運なことに良い水に恵まれています。
寮生活は、自然環境を大切にすると共に、健康に留意し、リサイクルに生徒の創意工夫が生かせるように、自発的な勤労を進める様に計画されています。
保護者に対して、寮は常に解放されており、いつでもご覧いただけるようになります。 必要なときは宿泊も出来ます。
夏期休暇は短く、冬期休暇は長くなります。 休暇中の生徒は、家庭滞在とし、保護者の監督下に置くこととします。 毎週日曜日と月曜日は休業です。 祭日は休業とはなりませんが、年間計画では月に一週間程度の授業のない週が組み込まれており、生活にむりがないように配慮されています。
建物の完成(中等教育学校全体としての)は、平成16年3月を予定しており、その時点では、校舎2棟、寮5棟、(定員94名)雨天体育場1棟となります。 只今の状況は、第二期工事が終了し、校舎2棟、寮3棟(定員70名)
が完成したところです。 従って校地及びその周辺は、今後の工事の関係もあり未完成のままで順次整備していくことになります。 学園の方針としては、建物の建築その他、業者に依頼せざるを得ない工事は別として、その他については、教職員、生徒の協同による手作りの住み心地の良い学園の建設を目指しております。
周辺の整備を業者に任せないのは、自然環境の破壊がもう目に見えており、手作りこそ、最上の自然保護と考えるからです。 手作りによって美しい学園が出来上がることを信じて疑いません。
もし時任学園女子中等教育学校に入学したいのであれば、お客様のような気持ちを捨てて、家族の一員となる気持ちで、これが自分の学校だと言う認識を持って入学してほしいと思います。 学校もお子様を家族の一員として迎える覚悟です。 従って一度入学したら、退学とか放校処分などということは、考えられません。 (もし有るとすれば、それは、余程のことと思われます) 卒業するまでは勿論、卒業後もずうっと見守ってゆく方針です。
子供たちに生きる喜びを与え、健康と安全を確保しつつ理想の教育を行うと言うことは、言うに易く行うに難い事です。 現在の日本にこのような教育を行うことの出来る学校は非常に少ないのです。
ご検討をお勧めいたします。
時任学園女子中等教育学校では、平成14年12月現在の生徒数は16名 です。教職員は13名で生活指導に当たっており、生徒各個人に対する指導は、他のいかなる学校に比べても断然優れております。
それでは、学習指導については、どのような状況でしょうか。
学習指導に関する基本方針は、本人個人の能力を発揮させることに主眼を置き、入学後先ず寮生活に慣れさせ、落ち着いて、自覚を持って、勉強を始めるように指導します。
時間割による授業は、学年を越えて、本人の能力にあわせ、国語、社会、数学、理科、英語、ドイツ語についてA,B,C,D,の4つのクラスに分けて受けさせます。国語は、全員(かなり学力の高い子であっても)小学校の復習をさせます。 数学は、本人の能力に合わせどんどん先へ進ませます。 一方では小学校の算数に悩んでいる子がおり、一方では前期(1,2,3年生)在学の子でも後期(4,5,6年生)と同じ教科書をこなしていると言う具合です。 1年生で英検2級という子も居りました。 学力の非常に高い子も、遅れている子も仲良く生活しているのがこの学校の特徴です。
放課後には、国語、数学、英語の補習も受けられます。
時任学園女子中等教育学校に入学して、学力の程度について心配することはありません。 むしろ他の学校に比べても、全寮制の特長を生かした、個人的に本人の能力にあった指導が受けられるのですから、安心です。
過去4年間の中学校の卒業生で外部の高等学校を受験した生徒は、それぞれ希望の高等学校へ進学しております。
平成10年度は、2名がそれぞれ 藤村女子高等学校 自由の森学園高等部
平成11年度は、なし
平成12年度は、1名 大妻嵐山高等学校
平成13年度は、1名 上海外国語大学付属高等学校
これらの生徒達には、特別な進学指導をしたわけではありません。それぞれ自分で努力し合格したのです。
卒業生と進路 平成12年度時任学園日本イデア高等学校の卒業生は、5名で、その内1名は美声の持ち主で、声楽を志し、4年制の音楽大学に合格しました。
高等学校の卒業生としては、最初にして最後の卒業生です。 中等教育学校としての卒業生は、平成13年度(平成14年3月)からです。 この年の卒業生は、6名で内3名が短期大学に進学しました。
平成14年度の卒業予定者は4名で 内1名が婦人自衛官を受験して合格しました。聞くところによると500名の募集に対して4800余名の応募者があったそうです。
学業は、本人が自覚して勉強するかどうかに掛かっているのです。自覚のない勉強は、ものになりません。自覚して勉強を始めたときこそ身に付いた学力となり、実力となり、勉強もどんどん進むのです。問題はいつ自覚するのか、ということです。
本校での教育方針のひとつのポイン トは、生徒に自覚を促すことにあるのです。 それまでの勉強は、必要最小限に留めるのです。
最初にも述べましたように、時任学園女子中等教育学校は、日本全国にひとつしかない貴重な学校です。そしてその内容も他校には真似の出来ない素晴らしいものです。 学園関係者もこれを誇りに思っており、万難を排してこれを存続させたいと願っております。
学園の未来は、現在苦労を重ねていらっしゃる先生方と、卒業生と、在校生と、そしてこれからの入学生に託されるのです。 特にこれからの入学生に期待を掛けております。
学園のモットーの一つに 【学孫を育てる21世紀の学校】 というのがあります。
学孫というのは,肉孫という言葉に対していう言葉で、この学校は私立の学校であるが、創立者の肉親が跡を継ぐというわけではない、この学校で学んだ者たちの中から後継者が出るように、生徒たちを教育する学校である。 生徒達の中から後継者が出ることを期待しているのだ。というモット-なのです。 時任学園女子中等教育学校にふさわしい入学生が多数来ますように、是非この中から未来の時任学園女子中等教育学校を支える人が出てきて欲しいと願うものです。
以上
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